2017.06.06 静岡の美味しいお弁当箱♡
2017.6.6(火)聴くディラン
静岡で昔から作り続けられていて、
今も使われ続けている「お弁当箱」があるんですよ!!!
ということで、静岡市葵区神明町にやってきました(*^_^*)
お話を職人の望月栄一さんに伺いました♪
みなさん「井川メンパ」ってご存知ですか???
メンパは今でいうお弁当箱のことです!!
静岡県の民芸品にもなっていて、実用性のある工芸品!!
今もなお、多くの方に愛されているお弁当箱なんですよ!!
実は、この「井川メンパ」を作っている職人さん・・・
静岡、、、
いえ日本中で現在2人しかいないんです!!!
望月さんは、その1人ということでとっても貴重な方なんです☆
「井川メンパ」を作っている作業場がこちら!
畳2畳くらいのスペースに、作り途中の「井川メンパ」の山がずらり!!
「檜の木」を使って作っているため、作業場内は「檜」のいい香りで包まれていました(*^。^*)
「井川メンパ」の作業工程は全15工程。
木を切断するところから、
板状になった木を曲げて・・・容器にして・・・漆で何回も塗って、商品にしているんですが、その工程を全て望月さんお一人で作業しているんです!!
しかも全て手作業!!!
なるほど、手作業だし時間もかかるため、お値段もプラスチックなどのお弁当箱よりも高いんですね!!
たくさんある工程の中から、一つ「木殺し」を見せていただきました!
熱湯に板状の檜の木を浸し、
軟化させて「ころ」と呼ばれる道具で曲げていくんです。
これが、「井川メンパ」の側面の部分になっていくんですね!
それにしても、木って熱湯に浸して柔らかくすると、こんなに曲がるんですね!?
そんな「井川メンパ」を作っている望月さん。
なんと!!
「井川メンパ」でご飯を食べると・・・本当にご飯がおいしいとのこと♡
・・・ということで、本当に何か違いがあるのか?と思い、実験してみました!!!
まずは、私が愛用していたプラスチックのお弁当箱の蓋。
温かいご飯を詰めて、すぐに蓋をしたんですが・・・
・・・開けた瞬間水滴がボタボタ(*_*)
一方「井川メンパ」の蓋を開けたとき、・・・びっくり!?
水滴が落ちてこなかったんです!!
食べた時も味の違いに気づきました。。。
ベターっとしていない!!!!!
これはすごいです!!「井川メンパ」!!!
しかも漆には「抗菌作用」があるため、
夏場は保冷剤要らずで傷まず、冬場は冷たくなりすぎずで、おいしいお弁当がたべられるんですよ★
こちらの望月さんが作る「井川メンパ」の販売先はこちら!!
・静岡駅構内 「駿府楽市」
・駿河区丸子 「駿府匠宿」
・松坂屋静岡店
・通販
などからお買い求めください(^O^)
昔から受け継がれている「井川メンパ」。
是非、「井川メンパ」で美味しいお弁当をたべてください!!
望月さん、ありがとうございました!!