2018.12.19 繭玉作りラストスパート!!
2018年12月19日(水) 聴くディラン
熱海市西山町にあります「来宮神社」では、あるお正月飾りの製作作業で大忙し!!
宮司の雨宮 盛克さんにお話を伺いました(^o^)丿
なんのお正月飾りかというと...『繭玉』!!!
来宮神社では、今「繭玉」作りがラストスパートにかかっているんですよ~!!
作業場にお邪魔させて頂きましたが・・・
巫女のお二人が手作業で、黙々と「繭玉」作りをされていました!!
実はこの「玉」は米粉で作られていて・・・
このように水で濡らして・・・
木の枝(ハギの木)に一個一個手作業で付けていくんです!!
昔から、『玉=幸せ』と考えられていて、大きな幸せをいっぱいみなさんにくるように。
そして大正時代、熱海は蚕の産業が盛んなときがあったことから、蚕の玉のように豊作になりますように。
...と願いが込められて、「繭玉」という縁起物が生まれたそうです!!
そして、この「玉」の色(6色)は「五行説」からきていて、
自然の恵みをたくさんいただけるように、と色にも意味があるんですよ☆
・紅→火
・黄→土
・白→金
・紫→水
・緑(青)→木
魔除けの色とも言われていて、「繭玉」にはこの6色が使われているんですって☆
毎年年始に参拝の方にお渡ししている「繭玉」。
実は作業は、ハギの木選びから始まっているんですって!!
そして「玉」を気に付けていくのは11月頃から始まり...今週中に1000本作り終えるそうです!!
作られている巫女長の湯田 美咲さんにお話を伺ったところ...
『繭玉のように色鮮やか一年になるように、と一つひとつ、1個1個心を込めて作っています。
その思いが受け取った方に届きますように、、、。』
と、願いを込めて作っているとおっしゃっていました(^^)
みなさんの想いがたくさん込められた『繭玉』!!
是非今年のお正月飾りに「来宮神社」の『繭玉』を飾ってほしいなと思います☆
『繭玉』は家庭の神棚の横だったり、玄関に置くと縁起がいいそうですよ(*^_^*)
宮司の雨宮さん、巫女の湯田さん!!
お忙しい中、ありがとうございました!!
【来宮神社】
(住所)熱海市西山町43−1
(ホームページ)http://www.kinomiya.or.jp/#pagetop
恥ずかしい話ですが繭玉が正月飾りとは初めて知りました。道祖神の時によく見るなとは思っていたのですが知らないことが多すぎてまだまだ勉強しないといけませんね。
さおりんお疲れ様です。
これは御利益がありそうですね。
我が家の神棚の横に置いてみたいな。