「香道」はじめました。
みなさん香道ってご存知ですか?
茶道や華道は聞いたことやなさっている方も多いかもしれません。
香道とはその言葉通り「香」の道。
そう「かおり」を愉しむ作法です。
今回は友人に機会を頂き
志野流の次期家元の方に香道を教えていただきました。
こちらが志野流香道 松陰軒 21世家元継承者
蜂谷さんです。
今回は飲み物を頂きながらかしこまらずに香道を愉しむという形で教わりました。
香道は500年の歴史がある伝統文化です。
源氏物語でも香りにいざなわれ源氏と結ばれるシーンがありましたし
昔は和歌や今でいう恋文に香りを添えて思いを届けたりしましたよね。
その香りを現代の私たちが香木を通して「聞く」ことができるんですよね。
ずごく不思議な感性が研ぎ澄まされるような感覚になります。
今回は「組香」と呼ばれる
香を聞きあてる形式で楽しみました。
こうして手で包を作りありがたく聞かせていただきます。
5つの香りの中から違う香りを一つ当てます。
香には
「甘いにがい からい すい しおからい」という五味があるそうです。
私は初心者でしたのでなかなかすべてを感じることは出来ませんでした。
次期家元が源氏物語の世界に引き込んでいきます。
一つだけ違う香りをかぎ分け愛しい相手を感じられるのか・・・
残念ながら香りを聞き分けることは出来ませんでしたが
香に集中するとものすごく落ち着くんですよね。
禅やヨガのような精神に似ているのかもしれません。
こちらが貴重な記録
これで香席が終了です。
「叶」という文字がなんとも。
生まれてはじめての「香道」
これからも勉強していきたいです。