"寄せ植え"(12月28日夕刊)の取材後記
12月28日掲載の“寄せ植え”の取材先は、焼津市相川(旧大井川町)の園芸店「ポメゾン」店主中山一男さんと息子の陽介さん。
一男さんは、浜名湖花博(2004年)でガーデニングチーム「ドリーム21」を率いて国際大賞を、ベルギーの国際大会で金賞を受賞した経歴を持ちます。陽介さんは20代で農業振興研修生としてロサンゼルスで研さんを積み、最近はアレンジやガーデニングの教室にも力を入れています。
【写真1】寄せ植えの実演する中山一男さん。
大きな植物から植える。白い花を入れて構成すると引き締まるという。
もっとも、今回は、お金も手間もかからない寄せ植えがテーマ。一男さんは、「和モダンな寄せ植えはどうかな」と背の高い器に、これも背の高いエリカや葉ボタンの寄せ植えを指さしました。
【写真2】背の高い和モダンの寄せ植え。くるくる巻いた金銀の枝物がアクセント
青空だし、作品もすっきりしてかっこいい…。
誤算は風でした。
川や海が近いからだろうか。写真部記者がカメラを構えると、びゅーびゅーと大風が吹き付けます。葉ボタンや枝物が揺れてしまい、なかなか落ち着きません。
微風になったときを捉えてシャッターを切るので、予定より時間がかかってしまったのでした。2人の話をメモする手も、かじかんでいく。
撮影終了後、店内に戻っていただいたフレーバーティーが体にしみました。
【写真3】紙面には掲載しなかった、従来のお正月らしい寄せ植え
【写真4】冬咲きクレマチスの寄せ植え。この後、白い花が咲くという。
【写真5】陽介さんの白とグリーンでまとめた寄せ植え。
葉物はクローバー、カルーナ、タイム、コチア・ダイヤモンドダスト、
コロニラ・バリエガータなどが使われている。
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