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椅子とカトラリーに込めた思い

 2月7日夕刊「ふじのくに食材事典」に登場してくれた「ブリランテ スズキ」の鈴木智紀シェフ。2009年に同店を開店する際には、「椅子とカトラリーをまず決めた」そうです。

 北欧家具が好きな鈴木シェフは、椅子を決めるまでに長い時間をかけました。さまざまなショールームやショップを巡り、試してみた椅子は100以上。ようやくしっくりきたのが無垢材家具・オーダー家具の「家具蔵」で座った椅子でした。「背中に丸みがあって、座っていても疲れない。肘掛けの長さもちょうど良い。年を経ると色が変わるチェリー材だったことも決め手でした」 

 カトラリーは三条市のメーカーが漆職人と共同製作したアイテムを選びました。椅子とカトラリーに合わせて、カウンターの大きさや内装を決めていきました。

 「イタリアでは3~4時間掛けてご飯を食べることが多い。食を人生の楽しみにしているんです。この店では同様の時間を提供したい。実際は2時間ぐらいかもしれないけれど、ずっと座っていても疲れない椅子で、食事を存分に楽しんでほしいと願っています」

 

BRILLANTE IL SUZUKI 浜松市中区田町322-13 ランプ横丁ビル2階

 

BRILLANTE_SUZUKI.jpg

紙面で紹介した「イチゴのクリームソーダー」を横から。アルコールを残した発泡性ワインが口の中でふわりと溶けていきます

 

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