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鬼太鼓座 「強くて大きい音」の背景には

3月11日付「しずおか音楽の現場」面は、富士市に合宿所を持つ和太鼓集団「鬼太鼓座(おんでこざ)」の長距離走トレーニングの模様を紹介しました。

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朝のランニング途中、富士川河口付近
呼吸のコントロールを目的に横笛を練習する

鬼太鼓座の公演では2000人以上の大規模会場以外はマイクを使いません。代表の松田惺山(まつだ・せいざん)さんは語ります。

「強くて大きい音を出すことを目指して稽古しています。強い音を出せれば弱い音が強調できる。表現の幅が広がるんです」

そのために必要な長距離走トレーニングであり、和太鼓の稽古なのです。

ばちも「強く大きい音」を出すための大切な要素です。座員はヒノキを削って、自分専用のばちを作ります。直径5センチほど。一般的な和太鼓のばちと比べ、かなり太いのが特徴です。

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座員の吉洋さんによれば「ガツンという太い音を出すために必要な太さ」とのこと。迫力たっぷりの鬼太鼓座の演奏の秘密を、垣間見た思いでした。

 

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