ピアノ伴奏法講座 修了記念コンサート
３月２５日付「しずおか音楽の現場」面は、静岡音楽館ＡＯＩで行われた「第７期ピアノ伴奏法講座」の模様をお伝えしました。
芸術監督の野平一郎さんが自らの肝いりで始めたこの企画。「アンサンブルのできるピアニスト」を育てることが目的です。
最終レッスンは「修了記念コンサート」と銘打った、観客を前にした演奏会でした。
６人の受講生が次々登場し、バイオリン奏者の漆原啓子さん、チェロ奏者の向山佳絵子さんとプーランク、ベートーベン、ブラームスのソナタや三重奏曲を演奏します。
最後に野平一郎さんが自ら、漆原さん、向山さんとメンデルスゾーンの「ピアノ三重奏第１番」を演奏。緩急自在な表現に圧倒されました。例年、同じプログラム構成。観客の1人は、「毎年、これを聞くのが楽しみ」と話してくれました。
さて、静岡音楽館ＡＯＩではこの講座の次期受講生を募集しています。講師は今年度と同じ野平さん、漆原さん、向山さん。日程は2013年10月26日、27日、12月７日、８日、2014年１月11日、12日、３月１日、２日、３月15日、16日。最終日は修了記念コンサートです。受講料は12万円。
詳細は静岡音楽館ＡＯＩの公式サイト参照。
