静岡新聞　文化生活部記者ブログ「くらしず」　紙面にプラス、こぼれ話いろいろ

　４月２６日夕刊「生活彩々」面では、昨年産の茶葉の活用法を紹介しました。川根茶業協同組合の女性部「サークル茶の葉」では、約１０年前から茶葉を使った料理の研究と試作を繰り返しています。

　紙面では紹介できませんでしたが、人気メニューがもう一つあります。

　「抹茶のババロア」

　粉寒天を使った、プルンプルンという舌触りが心地良いスイーツです。包み込むような優しい甘さの中に、ほろ苦さがじわっと感じられる、上品な味わい。写真のように、紙コップを型にしても作れます。

▼材料
粉末緑茶　８～１０グラム
砂糖　１００～２００グラム
粉寒天　６グラム
牛乳　１カップ
生クリーム　１カップ
水　３００ミリリットル

▼作り方
（１）ボウルに粉末緑茶を入れ、砂糖を加えてなめらかになるまで混ぜる。
（２）鍋に水を入れ、粉寒天を振り入れる。強火にかけ、泡立て器で混ぜながら煮る。煮立ってきたら弱火にし、沸騰させないように２分間煮て火を止める。
（３）（２）に牛乳と（１）を加えて混ぜ、再び火にかける。沸騰直前まで温めて火を止め、生クリームを加えて混ぜる。
（４）ぬらした流し缶に（３）をこし器でこしながら流し入れ、冷ます。
（５）型から外して好みの形に切り、器に盛る。