おとなの図工グループ「エエラボ」
6月28日夕刊「生活彩々」の「とんがりエンタ」では、静岡市を拠点に活動する“おとなの図工グループ”エエラボを紹介しました。
「ふじのくに・せかい演劇祭」会場の舞台芸術公園にオープンしていた「フェスティバルバー」(22日で終了)。観劇を終えた観客や俳優が集い、静岡の幸やお酒を味わいながら語り合う場に、怪しげな“怪獣”たちが。
3メートル超の新作「演劇の森に棲息する植物怪獣」は、食虫植物のイメージ。その周りを、鮮やかな原色の「超獣ギーガーSHOW」が囲みます。
今にも動き出しそうなこの〝超獣〟たち、「実は触って楽しめる」作品です。
過去には、気に入った子どもが〝超獣〟を連れて歩き、一緒に滑り台を降りていたことも。最初はためらうそうですが、「いいよ、触っても」というとすっかり仲良しになるそう。
「触って楽しむ作品」を手掛けるきっかけとなったのは、中安モモさん(エエラボ代表)の小さいころの体験。美術館で、油絵の表面を触ってみたいと思ったけれど触ることができなかった-という悩ましさを経験したそうです。
アートを楽しむということは、「額の中の作品を眺める」だけではありません。見て触れて、さまざまな感覚で味わうことができれば、もっと身近に感じられそうです。
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