防災対応カレーを教えてくれたのは...
19日夕刊「生活彩々」面は、カレーを特集しました。家に常備している食品を使った「ツナトマトカレー」や、簡単にできる「ドライカレー」を紹介してくれたのは、月刊誌「婦人之友」の読者でつくる「静岡友の会」の皆さんです。
健全な暮らしを提唱する「婦人之友」は1903年、羽仁もと子と夫の吉一が創刊した歴史ある月刊誌。全国組織「全国友の会」は、もと子の思想に賛同した女性たちによって1930年に生まれた団体。ホームページによれば県内には静岡、浜松、沼津、富士に「友の会」があります。
取材した日の雑談で、会の歴史と全国組織の強みが、東日本大震災の被災地支援でも発揮されたと聞きました。仮設住宅に「のれん」が必要と聞けば、全国で手分けして数千枚を縫い、保育園の子どもにお菓子が必要と聞けば、たくさんのクッキーを手作りして送ったそうです。
「関東大震災のころからの蓄積があります」とメンバー。現在も、沿岸部のワカメを現地から共同購入するなど復興支援を続け、活動の拠点、「静岡友の家」(葵区長沼)には、災害がおきた際、地域の人を支えられるよう無洗米や飲料水を備蓄しています。
細かな記入形式の家計簿で生活を見つめる活動でも知られ、毎年秋には各地の友の会が家事家計講習会を開いています。
画像に写っている飲み物はマンゴーラッシー。甘酸っぱいトロピカルな味はカレーにぴったり。缶詰のマンゴーをミキサーで攪拌してコップに注いでおきます。ヨーグルト、牛乳、水を【3対3対2】の割合でまぜ、好みで砂糖、レモン汁を混ぜてラッシーを作り、上からそっと注ぎます。(美)
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