雑学の極意は...杉村喜光さんに聞く
7月25日夕刊「生活」面では、SBSラジオ「らぶらじ」でもおなじみの「函南が生んだうんちく王」杉村喜光さんに、雑学の極意を教えていただきました。
取材中も雑学が次々飛び出す杉村さん。一例をご紹介しましょう。
「一時期、ネット上で『ぐっすり』は『グッドスリープ』の略という説が語られました。実はこれ、間違いなんですね。雑学で著名な某氏もだまされていましたけど(笑)。元ネタは三谷幸喜さんがエッセイの中でギャグとして書いた話なんです。面白がった人が、ギャグであるということを示さずに書いてしまったのが始まりです」
へええ。知りませんでした。
そんな杉村さんは「知識は武器にしちゃいけない」という哲学をもっています。雑学勝負のようなことはやらない、というのです。「相手を否定しちゃいけない。明らかに間違いと分かる雑学を口にしたとしても、『それ違うよ』ときっぱり否定してしまうのはまずい。訂正の仕方には相当気を遣います」
漫画も得意な杉村さんは、竹熊健太郎さん主宰のウェブマガジン「電脳マヴォ」で連載を執筆中。今回はおなじみの「サザエさん」の磯野フネさんがネタです。お隣の伊佐坂先生の奥様、お軽さんは静岡の女学校時代の友人だってご存じでしたか!?(橋)
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