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踏んで歩いて「塩の道」 81歳丹羽さん、清水で個展

20130703.JPG 静岡市清水区のフェルケール博物館個展「WHAT’S GOING ON『ON and OFF』から塩の道へ」を開催中の、丹羽勝次さんを取材しました。

 丹羽さんは81歳。1960年代後期に現代美術家グループ「幻触」に参加し、その後も静岡を本拠に発想豊かな作品を送り出しています。 

 会場に入ってすぐ、地面に置かれた「塩の道」。来場者に踏んで歩くことを促すこの作品は、フェルケール博物館での展覧会開催が決まってから着想を得た新作です。ドイツ語で「交通」「交際」を意味する「フェルケール」という言葉は、丹羽さんの創作意欲を大いに刺激したようです。

 正直、作品を踏みつけることには抵抗があります。でも丹羽さんは「どんどん踏んで」。2000年代を通じて取り組んでいる「道」シリーズの帰結。文字通りの道になった「塩の道」は、やわらかな感触でした。

 近日中にインタビューを掲載します。展覧会は7月28日まで。

 

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