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キャリン・エリスの歌世界 12日に静岡、13日に富士で

 9月3日夕刊「情熱細胞」でご紹介した、9月中旬に来日するカナダのシンガー・ソングライター、キャリン・エリス。
 ↓こちらで動画が見られます。
 http://www.youtube.com/watch?v=LBBO9KW3SkI
 http://www.youtube.com/watch?v=eMojsOwsMww

 英米の伝統音楽をベースにしながらも、ひねりが効いたメロディーが印象的。決して無理に作った旋律ではなく、内側から自然に湧き出てきたものを音にしているのでしょう。天性の音楽家であることを感じさせます。

 エリスについて、ベテランシンガー・ソングライターで音楽評論家の中川五郎さんが、こんな文章を寄せています。

 ずいぶんと長いこと生きて来たけど、男にとって女はやっぱり永遠の謎だと思う。カナダのとても素敵な女性シンガー・ソングライター、キャリン・エリスがそのことを改めてぼくに痛感させてくれた。芝生のプールの中で水遊びしている子供のようなめちゃくちゃ可愛い歌を聞かせてくれたかと思えば、何もかもすべてを悟った母のような大きな慈愛に満ちた歌を歌うこともできる。さまざまな音楽スタイルに果敢に挑戦しながらも、どの調べからもカナダの雄大な小麦色の大地をスカートをはためかせながら自転車で全速力で突っ走っているかのような爽快さが感じられる。少女のような、恋人のような、娘のような、母のようなキャリン・エリスの歌はどこまでもリアルでありながら謎に満ち、ぼくを惹きつけて放さない。 中川五郎

 軽やかだけれど、深みも感じる歌世界。ぜひライブを聞いてみたい歌手です。

 県内は12日静岡市葵区、13日富士市の2公演。その他の日程は、プロモーター「バースリー」の公式サイト(http://barthree.blogspot.jp/2013/06/karyn-ellis.html)を参照してください。(橋)

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