かたわらに常に「二胡」 奏者鈴木裕子さん
9月16日「音楽の現場」面は、二胡奏者の鈴木裕子さんが登場しました。
取材時も、ラジオ出演時も、常にかたわらには二胡。もはや鈴木さんの体の一部のようです。
写真左)ゆったりとした動きで二胡を演奏する鈴木裕子さん
写真右)スッと伸びた美しい造形
二胡は造形そのものも非常に美しい楽器です。棹は紫壇や黒檀などの硬い木材で作られます。胴もほとんどの場合、同じ木材を使うそうです。胴の表にはニシキヘビの皮が張られていますが、裏側はご覧のような美しい装飾が施されています。
写真左)胴の裏側の装飾
写真右)棹についた「福」の字
鈴木さんの二胡の棹に、「福」の文字を見つけました。師匠の劉長福さんの「ブランド」の二胡だそうです。「力を抜けば抜くほどいい音が出るんです」と鈴木さん。実力派奏者として今後の活躍が期待されます。(橋)
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