ジラフピアノの「設計図」
9月30日付「音楽の現場」面では、浜松市楽器博物館(⇒アットエス施設情報)の鍵盤楽器の調整を担当する中山真さんを紹介しました。
記事中にある「ジラフピアノ」の配弦を模造紙に写し取る作業の「その後」をお見せしましょう。
黒鉛でこするようにして、ピンの跡を付けていきます。
3枚の模造紙をつなぎ合わせると・・・
こんな形になります。1枚の絵のように美しいですね。これが中山さんにとっての復元された「設計図」。弦の長さ、太さなどを測り、木材の強度を加味して張力を決めます。
一度、こうした形で楽器の全体像を把握しておくと、他の楽器を調整する際も役に立つそうです。(橋)
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