静岡農業高のミドリゾウリムシ
月曜「科学」面で不定期に掲載している「高校理系部活ラボ探訪」。10月28日付では、静岡農業高生物部の光合成の研究を紹介しました。
静岡新聞のポータルサイト「アットエス」のアーカイブには、生物部がとらえた貴重な動画を掲載しました。ミドリゾウリムシが共生藻を捕食しているシーンです。ぐるぐると円を描くように動く共生藻が細胞口から吸い込まれて、ミドリゾウリムシの中に入っていくのがよくわかります。
同部の研究の原点ともいえるミドリゾウリムシは現在、冷蔵ケースの中で培養されています。週2回の水替えは部員の大切な仕事。篠田聖児教諭は「お世話」と呼んでいます。
こちらは、別の研究成果。市販されているミネラルウオーターでBTB溶液を作ったところ、こんなにも色の違いが出るというのです。左から酸性(黄色)、中性(緑色)、アルカリ性(青色)を示しています。どうやら空気と接触することで、違いが生まれるようです。
同部は、水がボトリングされる際に封じ込められる炭酸の量と関係があると結論づけています。(橋)
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