トップページ >05)ミュージック >ギター製作者伊藤さんの自家製タンポ

ギター製作者伊藤さんの自家製タンポ

20131104webコラム伊藤ギター②.JPG 引き続き11月4日付「音楽の現場」に掲載したギター製作者の伊藤敏彦さんの話です。

 もともとは木工が専門の伊藤さん。塗装は正直なところ、「気が変になりそう」だそうです。自家製タンポでシェラックニスを300回重ね塗りするそうで、それはそれは地道な作業です。
 
 このタンポ、木綿の古着を切り取って作るのですが「新品は使えない」とのこと。使い古しの方が毛羽立ちが少なく、ギターのボディーにほこりがつきにくいようです。
 
 後半100回は滑りをよくするために、少しだけオリーブ油や椿油を加えて磨き上げます。「手で塗らないといい音が出ませんから」。円を描くようにして、丁寧に塗り、仕上げていきます。(橋)
 

コメントを投稿

コメントを表示する前に承認が必要です。コメントが表示されるまで、少し時間がかかる場合がございます。


画像の中に見える文字を入力してください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/47715

トップページ >05)ミュージック >ギター製作者伊藤さんの自家製タンポ

ご案内

静岡新聞文化生活部の記者ブログです。
取材時のエピソードなどをアップします。
音楽、アート、鉄道、くらしなどがテーマ。
紙面にプラスのこぼれ話が満載です。


★文化生活部ツイッター ⇒こちら
「くらしず」の更新情報もお伝えします。

★アットエスニュース ⇒こちら
静岡新聞の公式ニュースサイトです。