仲道郁代さん、浜松でコンサート
11月26日、浜松市中区のアクトシティ浜松でピアニストの仲道郁代さんのコンサートが開かれました。
7月8日付「音楽の現場」面で取り上げた浜松市アクトシティ音楽院の「主催者育成セミナー」修了生が、企画・運営を担当しました。
1994年10月の開館記念コンサートに出演するなど、アクトシティと深い縁で結ばれた仲道さん。今回は、幼少期から現在に至るまでの思い出の曲を、トークを交えて演奏するという趣向でした。
「母が大好きだった曲」というグリーグ作曲「抒情小曲集」から「アリエッタ」、小学5年時に見て衝撃を受けたヴィルヘルム・ケンプのコンサートで演奏していたベートーベンのピアノソナタ「月光」…。名曲をバックに仲道さんの半生と音楽への思いが語られました。
締めくくりは「ピアノの魅力にますます深く引かれている」という現在を映す曲として、ショパンの「革命」「別れの曲」「英雄」。場内は割れんばかりの拍手に包まれました。(橋)
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