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月曜科学面で7月1日から11月25日まで連載した「フジヤマキノコ」の執筆者鈴木安一郎さんが、東京都渋谷区の「LOFT&」で写真展「富士山のきのこたち」を開いています。
12月2日付け「音楽の現場」では、県ゆかりの文学者を音楽で顕彰する事例をいくつか紹介しました。
11月30日に小泉八雲記念館で行われたコンサートは大盛況。会場にはニューオーリンズでの業績を紹介するミニ展示コーナーも設けられました。
11月30日に開幕した駿府博物館の収蔵品展「HANGA ザ★BEST」。 県ゆかりの版画家40人以上の作品が、一挙に見られます。作家それぞれの個性を楽しむことはもちろん、1930年代から2010年代までの版画界全体の技法や作風の変遷を追うこともできます。
展示の目玉の一つとも言えるのが、県版画協会のルーツとも言える「童土社」の機関誌「ゆうかり」(1931年創刊)。同人の一人、仲村岳(旧大須賀町出身)が描いた、色鮮やかな表紙が目を引きます。
11月29日、静岡市葵区で行われた「山作戦」のライブに足を運びました。
山作戦とは、静岡市清水区蒲原在住の高山真徳さんの一人ユニット。アコースティックギターやピアノの弾き語りスタイルが中心ですが、足元のエフェクターでギターのフレーズをループさせて音を重ねたり、ノートパソコンの打ち込み音を駆使してアンビエントな音像をつくり出す曲も多く、ジャンルで固定しにくい魅力があります。
静岡市葵区研屋町の「ボタニカ・アートスペース」で開かれている「ボタニカ・クリスマスギフト展」。県内主要作家の作品が一堂に集まった、楽しい展覧会です。
1年間好評をいただいた夕刊連載「花と建築 静岡いけばな行脚」は、12月6日の掲載で終了です。最終回の撮影場所に選んだ静岡市清水区の霊山寺は、里山の木々にひっそりと隠れるようなたたずまい。
山の中腹にある駐車場から本堂へ。花材はミカン収穫のモノレールを拝借し、急勾配の参道をラタタタタと運びます。
12月6日、静岡市美術館で開催されている「没後100年 徳川慶喜」展に行ってきました。
江戸幕府最後の将軍としての顔、書や油彩画に親しんだ明治以後の顔を対比させる展示内容。かつて同美術館で開かれた「家康と慶喜―徳川家と静岡」展でも感じたことですが、慶喜さんは特に書が素晴らしいですね。伸びやかで、一つ一つの文字に精気が宿っていて。旗本だった本多家に下賜したと伝えられる「静観」の美しさに圧倒されました。
このところキノコの話題ばかりですが…。現在開催中の鈴木安一郎さん(御殿場市)の写真展で、興味深いリーフレットを発見しました。
「第1回きのこ検定」。2014年2月23日に東京、大阪、名古屋、長野で実施されます。キノコブームもいよいよここまで来たか。そう思わざるを得ません。
12月12日、静岡市葵区で行われた静岡大理学部主催の「サイエンスカフェin静岡」に行ってきました。2006年から続く講座は82回目。同大のアウトリーチ活動として、市民に認知されています。
筆者が参加するのは約半年ぶり。実は会場の定員が150人で、満席になることもしばしばなのです。午後6時過ぎに到着し、入場できなかったことが何度もありました。
これは休憩時に撮影した写真。年齢層は高い…かと思いきや、最近は中高校生や20代の男性グループも目立ちます。理想的な年齢構成と言えましょう。
11月の「しずおか連詩の会」に参加した詩人の三角みづ紀さんが在籍する5人組「ライブラリ」が12月11日にセカンドアルバム「Light」を発表しました。
ライブラリは「図書館系ジャズユニット」と形容されるバンドです。メンバーは三角さんのほか、リーダーでベースの蛯子健太郎さん、ピアノの飯尾登志さん、サックスの橋爪亮督さん、パーカッションの井谷享志さん。三角さんは作詞と、朗読を担当。いくつかの曲では歌も披露しています。
12月16日付け「音楽の現場」では、「最後のピアノ職人」と言われた大橋幡岩氏が残したピアノブランド「ディアパソン」を取り上げました。
記事中に出てきた加藤学園高のグランドピアノがこちらです。来春取り壊される予定の旧校舎の5階音楽室に置かれていました。昭和42(1967)年度の卒業生から贈られたもので、「浜松楽器工業」のロゴが入った使用説明書も残されていました。
12月15日、静岡市駿河区のグランシップで行われた「アートコンペ2014」表彰式。2014年に同施設の大型ショーウインドーを飾ることになった2点など計5点のディスプレー案の作者に、表彰状が贈られました。
アーティストトークでは、入賞者がそれぞれの作品の構想を語りました。
12月14日、静岡市葵区の映画館「サールナートホール」で開かれた、2人組バンド「ホフディラン」のライブに行ってきました。1996年デビューの彼らですが、静岡市で演奏するのは初めてとのこと。驚きました。メンバーの1人、ワタナベイビーさんの奥様は静岡市出身。この日は大勢の親族が足を運んでいました。
12月14日に開幕した県舞台芸術センター(SPAC)の「忠臣蔵」。平田オリザさんの脚本を、SPACの芸術総監督を務める宮城聰さんが演出。赤穂藩の武士たちが、「討ち入り」を決めるまでの合議を、ユーモアたっぷりに描いた舞台です。
初日の終演後、「アーティストトーク」として宮城さんと、作家の山崎ナオコーラさんが対談しました。3回に分けて抄録をお届けします。
公演は12月21、22、23日と続きます。(橋)
12月14日に開幕した県舞台芸術センター(SPAC)の「忠臣蔵」。同日に行われたSPAC芸術総監督の宮城聰さんと、作家の山崎ナオコーラさんによるアーティストトークの抄録第2弾です。第1弾はこちら。(橋)
12月14日に開幕した県舞台芸術センター(SPAC)の「忠臣蔵」。同日に行われた宮城聰さん、山崎ナオコーラさんのアーティストトークの抄録第3弾です。(橋)
2011年1月11日付から毎週月曜日に掲載した連載「しずおか音楽の現場」が終了しました。年末年始の本サイトで、過去の記事を振り返り、関連した話題をお伝えしようと思います。あくまで不定期連載、何回続くかは分かりません。(橋)
12月27日夕刊「生活彩々」では県内の「本好き」に、お気に入りの長編作品を紹介していただきました。
その一人、見崎庸平さんが代表を務める「本棚コオロギ」(浜松市東区)は、昨年8月にリニューアルオープンしたお店です。カフェでもあり、書店でもある、珍しいお店です。(橋)
12月27日夕刊「生活彩々」の読書特集からもう一つこぼれ話を。
マルサン書店(沼津市)仲見世店店長の小川誠一さんが、「次点」として紹介してくれた本があるのです。(橋)
2011年1月10日付から2013年12月23日付まで毎週月曜日に掲載した「しずおか音楽の現場」の振り返り企画です。
2011年5月16日付に登場していただいた現代音楽家の巻上公一さん。12月12日にヒカシューの新作「万感」を発表しました。(橋)
2013年12月23日付まで毎週月曜日に掲載した「しずおか音楽の現場」に関連する話題です。
12月30日、この企画にご協力いただいていたSBSラジオ番組「中村こずえのsmile for You」に出演しました。(橋)
同番組では毎週月曜日午前9時20分から、新聞紙面と連動した形で記事に登場する人物のインタビューを放送していました。今回は、終了した連載を中村さんと振り返るという趣旨でした。
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