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第14回市町対抗駅伝、取材の現場

 11月30日に開催された第14回市町対抗駅伝競走大会。今日の朝刊やアットエスで大きく扱っています。

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 昨日、このブログでもお伝えしましたが、文化生活部記者2人も例年通り取材チームに入りました。ここでは「駅伝取材の1日」を簡単に紹介します。(橋)

 本社集合は午前8時。伊豆半島から浜松まで、各地の支局から記者が集まります。総勢約40人。各面のデスクや、写真部、紙面を編集・レイアウトする整理部の人員を含めると60人以上が関わります。

 記者の多くは、担当チームを割り当てられます。筆者は3年連続、熱海市。地縁はありませんが、3年続けて担当すると強い愛着が湧いています。

 午前9時ごろから順次、現場に出発します。各中継所には2人ずつ記者が配され、たすきの受け渡しの瞬間を違う角度から撮影します。全市町をもれなく撮影するのは、かなり難しい作業です。「団子状態」で駆け込んでくる場合もあるからです。2人の記者が連携して、チームを撮り分けます。
 筆者は第5中継所、西濃運輸の荷受けセンターの担当でした。

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 全チームの撮影が終了したら、ゴール地点の草薙陸上競技場へ向かいます。第5中継所は午前11時過ぎあたりでした。
 報道陣が待機する部屋で、早めの昼食をとり、自分が撮影した写真のチェックをしながら戦況を見守ります。事前取材の内容を含め、デスクやキャップと担当チームの原稿について打ち合わせをします。
 
 正午すぎから、各チームが次々フィニッシュします。自分の担当チームは何位か・・・。ゴール地点で待ちかまえる心境は、まるでチームの一員のようです。
 記者によっては、区間賞受賞者のコメント取りという仕事も割り当てられます。筆者は市の部5区が担当でした。スタンドを巡り、該当者を捜して話を聞きます。

 競技場での取材を終え、午後2時ごろに本社に戻ります。取材を踏まえて記事を執筆。テーマに即した写真を、各中継所の写真担当記者からもらい受け、デスクのチェックを経て出稿します。

 筆者は割り当ての記事分量が少なかったので、だいたい午後3時にはすべて終了。社会面や運動面の記事を書く記者は、ここからが勝負の時間帯です。真剣な顔でパソコンに向かう彼らを横目に、焼津に取材に出掛けました。


 

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