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80年前の版画誌「ゆうかり」

 11月30日に開幕した駿府博物館の収蔵品展「HANGA ザ★BEST」。 県ゆかりの版画家40人以上の作品が、一挙に見られます。作家それぞれの個性を楽しむことはもちろん、1930年代から2010年代までの版画界全体の技法や作風の変遷を追うこともできます。

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 展示の目玉の一つとも言えるのが、県版画協会のルーツとも言える「童土社」の機関誌「ゆうかり」(1931年創刊)。同人の一人、仲村岳(旧大須賀町出身)が描いた、色鮮やかな表紙が目を引きます。

 

 この号は1933年に発行されたもので、奥付には小川龍彦、栗山茂らの名前があります。「限定60部」の文字に重みを感じます。

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  同展では、この号に載せられた木版画3点も展示しています。(橋)

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