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花と建築 霊山寺

 1年間好評をいただいた夕刊連載「花と建築 静岡いけばな行脚」は、12月6日の掲載で終了です。最終回の撮影場所に選んだ静岡市清水区の霊山寺は、里山の木々にひっそりと隠れるようなたたずまい。

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 山の中腹にある駐車場から本堂へ。花材はミカン収穫のモノレールを拝借し、急勾配の参道をラタタタタと運びます。

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 本堂の手前には重要文化財の仁王門。その向こうに清水のまちを望むことができます。

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 花を生けるのは県指定文化財の千手観音像などを安置する本殿で。枝葉のバランスを整える華道家の辻雄貴さん。

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 白ともピンクともつかない、幻想的な花を付けたツバキとサザンカ。引き締まった筋肉のようなクスの古木は、春の訪れをじっと待っているようでもあります。

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 12回にわたり、県内の由緒ある屋敷や技巧を駆使した近代建築を訪ねました。生命力あふれる樹木や岩石を見つめ、生活に取り込む贅沢に気付かされました。(宮)

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