「サイエンスカフェin静岡」の魅力とは
12月12日、静岡市葵区で行われた静岡大理学部主催の「サイエンスカフェin静岡」に行ってきました。2006年から続く講座は82回目。同大のアウトリーチ活動として、市民に認知されています。
筆者が参加するのは約半年ぶり。実は会場の定員が150人で、満席になることもしばしばなのです。午後6時過ぎに到着し、入場できなかったことが何度もありました。
これは休憩時に撮影した写真。年齢層は高い…かと思いきや、最近は中高校生や20代の男性グループも目立ちます。理想的な年齢構成と言えましょう。
これだけ多様な世代が集まる「学校」はそうはありません。内容はもちろんですが、学びの場としての心地良さも、人気の秘密でしょう。
この日は理学研究科の和田秀樹教授が講師。「同位体のささやきから知る自然」と題して、植物に含まれる炭素同位体の濃度から過去の地球環境を推測する研究について、分かりやすく講義しました。
当日配られるレジュメ。これが目当ての「ファン」も大勢います。
次回は2014年1月30日。工学部電子工学研究所の川田善正教授の「光でみる-顕微鏡のはなし-」です。(橋)
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