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ホフディラン、初の静岡公演

 12月14日、静岡市葵区の映画館「サールナートホール」で開かれた、2人組バンド「ホフディラン」のライブに行ってきました。1996年デビューの彼らですが、静岡市で演奏するのは初めてとのこと。驚きました。メンバーの1人、ワタナベイビーさんの奥様は静岡市出身。この日は大勢の親族が足を運んでいました。

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 「POP」で幕開けし、新曲4曲を含めた約2時間半。「スマイル」「マフラーをよろしく」「キミのカオ」など初期のシングル曲も惜しみなく披露しました。アンコールは、静岡市清水区出身の漫画家さくらももこさん原作のアニメ「コジコジ」のテーマ曲「コジコジ銀座」でした。
 
 通常とは異なり、ドラムやベースなどのサポートメンバーがつかない二人だけのツアー。編成面でのハンディを逆手に取った工夫が光りました。

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 ステージ中央に高さ約1㍍ほどのモニターが置かれ、ここに演奏と同期させる形で、木暮晋也さん(ヒックスヴィル)らサポートメンバーが次々に登場するのです。「遠距離恋愛は続く」では、なんといとうせいこうさんがラッパーとして現れ、客席をあおります。12月6日に発表された「静岡書店大賞」を受賞し、授賞式に出席していたいとうさんは、2週連続の「来静」を果たしました。
 
今回のツアーでは、観客に撮影録音を許可する1曲を設けています。この日は「コジコジ銀座」でした。
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 メンバーの小宮山雄飛はツアーの特設サイトに投稿を呼び掛けていました。彼らなりに熟慮した新しいプロモーション戦略ですが、ライブやフェス会場でステージを無断撮影しSNSなどで拡散させる現状へのアンチテーゼであるようにも感じました。 (橋)

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