三島北高から見る富士山
12月25日、県立三島北高科学部に行きました。不定期連載「高校理系部活ラボ探訪」の取材です。(橋)
同部は今年度の県高校理科研究発表会でのプレゼンが認められ、来年7月の全国高校総合文化祭茨城大会「いばらき総文2014」への出場を決めています。
今回は魚の嗜好性が研究テーマでしたが、同部の実験はデジタルカメラのインターバル撮影をベースにしたものが多いのが特徴です。校内のソメイヨシノの開花や植物園など、さまざまな被写体を定点撮影し続けています。連続写真を見せてもらいましたが、木々や草花が色を変え、成長していく姿は非常に美しいものでした。
同部の部室がある4階は、目の前に富士山が広がります。電線や建物など、さえぎるものがありません。同部は当然、この富士山にもカメラを向けています。雲の流れ、冠雪の経過、時間帯による色の変化などを記録しているそうです。
「富士山を見るなら、最高のロケーションです」と顧問の小林設郎先生。富士山好きにはたまらないデータが、今日も蓄積されています。
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