「どんでん返しの達人」の短編集
12月27日夕刊「生活彩々」の読書特集からもう一つこぼれ話を。
マルサン書店(沼津市)仲見世店店長の小川誠一さんが、「次点」として紹介してくれた本があるのです。(橋)
2013年8月に刊行されたジェフリー・ディーヴァー著「ポーカー・レッスン」。文春文庫の短編集です。
著者は名探偵リンカーン・ライムや〝人間うそ発見器〟キャサリン・ダンスが主人公のシリーズで知られています。本作は16編が収められている、文庫オリジナルです。
「どんでん返しの達人」という小川さんの言葉を信じて、年末の〝原稿締め切り地獄〟の合間に読み始めました。困ったことに、原稿が手に付かないほどの面白さです。
全669ページのうち、3分の1を読み終えたところですが、特に「ウェストファーレンの指輪」に引かれました。何と、シャーロック・ホームズが出てくるのです。描写や言動はコナン・ドイルのホームズそのもの。でも・・・。
世界中の〝シャーロキアン〟がどう感じたか、興味深いところ。筆者自身もシャーロキアンですが、「これは賛否両論あるだろうなあ」というのが本音です。
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