グランシップアートコンペ~大西康明さんの作品~
明けましておめでとうございます。今年も「彩々プラス」をよろしくお願いします。
静岡市駿河区のグランシップの大型ショーウインドーを飾る作品を募集した「アートコンペ」で、「グランシップ賞」を受賞した作家を2回に分けてご紹介します。(橋)
2015年12月15日、同コンペの表彰式とアーティストトークが行われました。作品案を作家が自ら説明し、審査員の秋元雄史さん(金沢21世紀美術館館長)や福井利佐さん(切り絵アーティスト)と語り合いました。
一人目の受賞者、大西康明さんの作品は「空白を埋める(仮題)」です。3~5月に展示されます。
ポリシートでできた袋が10~15分かけて上下したり、ふくらんだりしぼんだり。単純な形がゆっくり姿を変えていく様子に、不思議な心地よさを感じます。鉄を素材にした彫刻を作っていた大西さんは、ある時期から「空洞を見せる」というコンセプトに魅せられたそうです。
秋元さんは「作家のエゴだけでなく、サービス精神がある」と評価。福井さんも「シンプルな素材をおしゃれに見せている」と話していました。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/47901