トップページ >03)フード >はんぺんに添えられた〝詩〟

はんぺんに添えられた〝詩〟

 1月8日夕刊「旅食」面の「ふじのくに食材事典」では、「田舎料理づくし 暢美里舎」(西伊豆町)の藤井正和さんに、ニジマスのすり身を使ったはんぺんの話を聞きました。(橋)

20140115WEBコラム藤井.jpg

 「マスは漢字も好きなんだ。魚へんに『尊』って書くでしょう」という藤井さん。紙面で紹介したはんぺんは持ち帰りもできますが、その際には筆文字で書いた半紙を同封するそうです。

20140115ウェブコラム.jpg

 ふじの霊峰 いとよき地
 山河神道の恵に感謝
 清き水の流れに影うつし
 にじ色に光り輝く
 尊ぶ魚
 県産食材 虹鱒
 手作り招福長寿はんぺん

 藤井さんの料理人としてのスタンスがよく現れた、詩のような言葉の連なり。流麗な文字の一つ一つから人柄がうかがえます。
 

コメントを投稿

コメントを表示する前に承認が必要です。コメントが表示されるまで、少し時間がかかる場合がございます。


画像の中に見える文字を入力してください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/47939

トップページ >03)フード >はんぺんに添えられた〝詩〟

ご案内

静岡新聞文化生活部の記者ブログです。
取材時のエピソードなどをアップします。
音楽、アート、鉄道、くらしなどがテーマ。
紙面にプラスのこぼれ話が満載です。


★文化生活部ツイッター ⇒こちら
「くらしず」の更新情報もお伝えします。

★アットエスニュース ⇒こちら
静岡新聞の公式ニュースサイトです。