三島北高科学部撮影〝動くソメイヨシノ〟
月曜「科学」面の不定期連載「高校理系部活ラボ探訪」。1月27日付では、三島北高科学部の「魚類の塩分濃度に対する嗜好性の研究」を紹介しました。
静岡新聞のポータルサイト「アットエス」では、実験水槽の中で淡水と海水を行ったり来たりするマダイやメダカの姿が見られます。(橋)
同校は小林設郎教諭の指導のもと、生物の変化を映像や画像の連続写真で観察する手法を多く用いています。
8年前から校内のソメイヨシノも定点撮影しています。開花と新緑の経過を1時間ごとに記録するのです。昨年はこの画像の一部をRGB値で数値化し、その画像の色変化から開花日や満開日を特定することも試みたそうです。
こちらは、その静止画写真を連続したもの。普段、私たちは樹木や植物を「動くもの」として捉えてはいません。しかし、この「動画」には自ら花を咲かせ、葉の色を変えながら、樹木が必死に生きている姿が映し出されています。
生物の一員として、感動を覚えました。
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