グランシップ静岡能、舞囃子に注目
1月26日、恒例の「グランシップ静岡能」が静岡市駿河区のグランシップで行われました。(橋)
静岡市民にとっては新春の風物詩ともなりつつある同イベント。ほぼ満席でした。
客席には和装の女性が目立ち、みやびやかな雰囲気でした。ロビーには演目にちなんで梅や松などを盛り込んだ生け花作品が置かれ、華やかさを演出していました。
舞囃子「紅葉狩」で重厚かつ緩急自在な舞を披露した佐野登さんは静岡市清水区出身。母校清水第五中の講師も務めるなど、各地で能楽の普及活動を展開しています。昨年10月には三保松原の「薪能」にも登場しました。
この日はいわば「凱旋公演」。心境をうかがいたかったところですが、今回はチャンスに恵まれませんでした。伝統芸能の継承に身をささげる生き方を、いつか本人の口から語っていただきたいと強く感じました。
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