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京都冬の旅、取材こぼれ話(中)

 1月23日夕刊「旅食」面、京都市での文化財巡りのこぼれ話第2弾です。今回は上京区の阿弥陀寺について書きます。(橋)

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  全国には「織田信長の墓」と名乗る場所が20カ所以上もあるそうです。そんな中でもこのお寺は、織田家と縁の深い清玉上人が「本能寺の変」のときに信長の遺体を体を張って持ち帰ったという逸話が残っており、「正真正銘、ここが本厨」(寺の関係者)とのこと。

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 境内には「目力」の強い信長の木像が。上から見下ろすような視線に、射すくめられます。

  本堂内部の格子天井には、日本画家の上田幸子さんによる「彩華来迎花浄土之図(さいからいこうかじょうどのず)」が描かれています。126枚の杉板に70種の花々が描かれた「花曼荼羅」。色鮮やかな絵を一つ一つ見ていると、時を忘れます。

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