かど万米店のみそ造り教室
2月28日夕刊「生活彩々」では各地で行われる手造りみそ教室の盛況ぶりをお伝えしました。「かど万米店」(藤枝市)での教室の様子を、もう少し詳しく紹介しましょう。(橋)
この日の大豆は「キダイズ」。増田万寿夫さんが朝3時から大きな鉄釜で煮たものです。厨房には豆の香りが立ちこめていました。煮上がったばかりの、つやつやの大豆です。
同店特製の米麹。
参加者には一人一人、大きなたらいが配られます。増田さんがその中に大豆を入れていきます。あとはひたすらすりこぎ棒で豆をつぶす作業。かなり力がいります。
「少しぐらい粒が残っているのも手造りらしくていいでしょう」と増田さん。豆をつぶした後は、麹を投入します。塩も入れて素手で全体を混ぜます。
同店ではここで、豆の煮汁を2カップ入れます。少し飲ませてもらいましたが、ほんのりとした甘みが漂うおいしい液体でした。
混ぜ合わせたみそは、参加者がそれぞれ持参した容器に空気が入らないように固く押しながら詰めていきます。重しの塩(2・5㌔)を買っていく人もいます。
5月まで毎月行う同店のみそ造り教室。興味のある方はこちらへ。
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