松本市美術館の草間彌生さん常設展
3月30日、長野県松本市の松本市美術館を訪れました。同地は、昨年静岡県立美術館で企画展が開かれた草間彌生さんの故郷。同美術館は、草間さんの作品を常設展示しています。(橋)
2002年にオープンした同美術館。草間さんの巨大な立体作品「幻の華」が客を出迎えます。
常設展には22点が展示されています。静岡でも見掛けた「黄色いカボチャ」もありました。
印象的だったのは10代のころの作品。特に1945年に描かれた「稔り」が白眉です。この作品、絹に岩絵の具で描かれています。日本画のような感触。現在のパブリックイメージとはまったく異なる初期作品を見ることができて、興奮しました。
鏡張りの部屋も3つ。連続して楽しめるのもこの美術館ならではだと思います。草間さん本人が展示構成にも関わっています。
じっくり草間ワールドを堪能した後、外に出ると自動販売機もこんなふうにペイントされていました。
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