足平かまぼこと「松乃寿司」
3月24日付連載「地の味 人の味」。足平かまぼこの愛用者として、松乃寿司(焼津市)の斎田清さんに登場してもらいました。(橋)
74歳の斎田さん。店を出したのは1964年のことです。遠洋漁業が盛んだった当時を、こう振り返りました。
「マグロ、カツオが中心でした。漁師さんたちは焼津港で魚を下ろしたら、すぐまた漁に。魚は焼津駅に運ばれて、東海道線で全国6大市場に送っていました。鮮魚専門の貨車があったんですね」
すし職人は魚の専門家でもあります。斎田さんはカウンターの客に、さまざまな漁の方法について語って聞かせたそうです。
遠方からの観光客に焼津の土産を問われると、磯自慢の日本酒と足平のかまぼこを勧めます。
「どちらも焼津の代名詞みたいなものですから」
こちらは磯自慢酒造が「松乃寿司」のために仕込んだ本醸造。ここでしか飲めない「レア」な酒です。
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