東海大海洋科学博物館の津波実験
4月4日、静岡市清水区の東海大自然史博物館へ取材に行ってきました。終了後、隣接する海洋科学博物館前の水槽で津波実験が行われる時間だったので見てきました。(橋)
同博物館では毎日午前10時から午後4時まで、毎時0分に実験を行っています。
アナウンスに続いて大津波警報のサイレンが鳴り、陸地の模型から少し離れた海底が隆起します。ほんの数秒で津波が押し寄せる様子を目の前で見ることができました。
湾の奥では津波が高くなること、川を津波が遡上することで陸地の奥深くまで被害が及ぶことなどが、リアルに体感できました。
春休み中ということもあり、多くの親子連れが真剣なまなざしで実験を見ていました。
一つ残念だったのは、津波のメカニズムを説明するアナウンスが、どうやら2011年以前に録音されたもののようだったこと。大きな被害をもたらした国内の津波の事例をいくつか紹介していたのですが、東日本大震災には言及しません。不自然ではないでしょうか。
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