杉井酒造、みりんの仕込み開始
加工食品の作り手を訪ねる連載「地の味 人の味」。県内で唯一、みりんを造っているのが杉井酒造(藤枝市)です。4月に入り、仕込みが始まりました。7月ごろに掲載しますが、一部の作業風景を先にご紹介しましょう。(橋)
4月9日から始まった仕込み作業。9回に分けて3つのタンクに仕込みます。
ボイラーとヒーターで熱い蒸気を作り、400キロのもち米を約1時間かけて蒸し上げます。
蔵人4人で熱いうちに麹を混ぜ込みます。団子状にまとまった状態でしばらく置き、30度ぐらいまで冷まします。
タンクの中。前日に同じ分量だけ仕込みました。もち米の上から米焼酎を注いでいます。米100キロに対して60リットル。日本酒とは異なり、みりんは発酵させるのではなく米のでんぷんを糖化させて造るのです。
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