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「掛川・新茶マラソン」出場者からの助言

 5月2日夕刊「生活彩々」では、秋のマラソンシーズンに向けた対策を特集しました。4月11日から19日にかけて、「掛川・新茶マラソン」の出場者に静岡新聞社サイト「アットエス」を通じてアンケートを呼び掛けたところ、193人から回答をいただきました。(橋)

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 ランニング歴を尋ねた結果は次のとおりです。

1年未満     10人 5% 
1年以上3年未満 69人 36% 
3年以上7年未満 67人  35% 
7年以上     47人 24% 

 3年未満の方が約4割。マラソン人口の拡大がうかがい知れる数値です。第1回東京マラソンが開催された7年前あたりから爆発的にランナーが増えた状況もうかがえます。
 
 練習で走る頻度については、「1年前から半年前まで」「半年前から3カ月まで」「3カ月以内」で目立った違いはありませんでした。どの期間も約半数が「週2~3回」、次いで25%前後が「週4~5回」でした。
 
 練習の「距離」については「3カ月以内」からグッと伸びていました。「20キロ以上走る」人が「半年前から3カ月前」までは全体の29%だったのに、「3カ月以内」では37%に増加しました。記事ではビギナーを対象に「半年前」をトレーニングの起点にしましたが、大会に慣れたランナーの感じ方はこの結果が示すとおりなのでしょう。
 
 最後に、自由回答にお寄せいただいたご意見や、アドバイスをいくつか紹介したいと思います。「経験7年以上」と回答した「ベテランランナー」のコメントが主体です。
 
  「(今回は)娘が初フルマラソンデビュー。娘が無事完走できるようにエスコートします。娘と一緒に走れる事が嬉しくて、嬉しくて感動しています」(50代男性)

  「糖分と炭水化物の過剰摂取を控えた」(50代男性)

  「トレーニングのための時間を確保するために、通勤(往復)と職場の昼の休憩を利用して、ほぼ毎日10キロを走ることができるようにした。(記録が向上しました)」(40代男性)

  「体重を増やさないこと。足の故障を予防するため、ストレッチと水泳を実施」(60代男性)

  「月間300キロを目標に、距離を踏むことを目指した。大会当日の1週間前は禁酒」(50代男性)

  「階段などで登り下りのトレーニング」(40代男性)

  「炭水化物をたくさん摂る。後は普通の生活をしていました。お酒も毎日飲みました」(50代女性)

  「月間走行距離を毎月200キロに設定し、坂道を含んだコースを積極的に走ってきました」(30代男性)

  「普段から階段を意識的に使ったり、早歩きを心掛けたり、たまに小走りで短い距離を移動したりしている。食生活は好きなものを食べて、食べ過ぎたら運動…という感じ」(40代女性)

  「1週間前からの調整、筋力維持、禁酒。前日の睡眠も大事」(40代男性)

 「トレーニング開始時(昨年12月)に、まず食事管理と走り込みで減量をしました。これが今回非常に有効でした」(40代女性)

  「通常のランニング(週1回、20~30キロ)とジムでの運動、筋トレ。2月は雪が多くランニングも予定よりはできませんでした。速さの感覚をつかむためランニングマシンを使用しました」(30代女性)
 
 アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

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