さゆり保育園のプール
5月19日付「21世紀建築」は、吉田町の町立さゆり保育園を取り上げました。藤枝市の建築事務所「VAN・アーキメディア」代表の小塩康史さんの代表作です。(橋)
どーんと木の壁がそびえる、独特の外観。右に目を移すとかわいらしいすべり台が付いています。遊具かと思いきや、消防法に基づいて2方向の避難ルートを確保する必要性があって付けているものだそう。屋上にはプールが2つあって、園舎側からの階段から上るようになっています。子どもたちにも話を聞きましたが「避難訓練以外で使ったことがない」とのことでした。
そのプール。「7~8月の2カ月弱しか使わない施設。敷地の一角を占めるのはもったいない」という小塩さんの考えで、屋上に設置しました。
園庭から園舎を眺めると、こんな風景。グラウンドは調整池を兼ねていて、園舎が建っている地面に対して少し掘り下げてあります。周囲はなだらかな土手のような斜面になっていて、タンポポや雑草がたくさん生えています。子どもたちの自然観察の場としても機能しています。
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