港の特設舞台で観劇 静岡で野外芸術フェスタ
開放的な屋外の舞台で演劇鑑賞を楽しむ「ふじのくに野外芸術フェスタ2014」が清水港のマリンパークで開幕しました。開演前の夕方から最前列を陣取る演劇ファンだけでなく、仕事帰りのサラリーマン、学生、子供たち。縁日感覚の無料公演に、いろんな人が集まってきます。(宮)
初日は静岡とも縁深い「草薙の剣」を題材にした「ヤマタノヲロチ!」から。さまざまな手法を融合させた舞台は、ドリームプラザの観覧車を借景に新たな化学反応を生みます。
人間と動物の恋愛を、昔話を例に解説する「SL 白鳥の湖まで」。劇中、港ならではの驚くべき仕掛けが。
水上の街の風景を詩的に描く「夢の道化師」。車が止まる、新聞を広げる、道を掃く。一つひとつの場面を光と音が彩ります。
会場にはマルシェが設けられ、バーガーやピザ、ビールなどを販売。舞台の世界から続く異国情緒を味わえます。
野外芸術フェスタは31日もマリンパークで同じ3作品を上演。6月4、5、6日は浜名湖花博が開かれている浜名湖ガーデンパークで開催されます。
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