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「鷹匠マルシェ」の野菜たち

20140622web鷹匠1.jpg 静岡県中部の料理人が地域の食文化を発信するグループ「静岡わさびの会」。静岡新聞6月18日付朝刊静岡版「この人」に登場した有馬亨さんが会長を務めています。

 21日、静岡市葵区鷹匠のもくせい会館で同会が主催する「鷹匠マルシェ」が開かれました。「オクシズ」や藤枝市から持ち込まれた、特徴的な野菜を紹介しましょう。(橋)






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 静岡市葵区井川地区の在来ニンニク。通称「井川大蒜(いかわおおびる)」です。在来作物の連載でお世話になった望月仁美さんが販売していました。「生でみそを付けて食べるとおいしいよ」。もちろん、普通のニンニクと同じように刻んで炒め物などに使っても良いそうです。

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 藤枝市の「きのこの桑屋」桑原克行さんが育てたキクラゲ。直径20センチぐらいあるでしょうか。3年前から高温多湿のビニールハウスで栽培しているそうです。熱湯で30秒から1分ボイルした生キクラゲを、ポン酢でいただきました。独特の食感が楽しい。これは新鮮です。桑原さんによれば「国産のキクラゲは流通量の2%」とのことです。

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 菊川市の西欧料理店「サヴァカ」のオーナーシェフ山口祐之さんも参加。近隣の生産者の方と、自ら育てた野菜をたくさん持参していました。こちらは、外側は赤くて中は黄色い「インカルージュ」。収穫から2週間ぐらい置くと、糖度が最大で8度まで上がるという、珍しいジャガイモです。

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 掛川市、旧大東町から初参加した福田昌宏さんのズッキーニ。軟らかくてとろけるような食感が評判です。

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 料理人の方々が担当する試食コーナーでは、蒸したものを提供していました。

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 磐田市の「トマトの鈴木」鈴木章弘さんは、色とりどりのトマトをずらりと並べました。「これはゼリーのようにとろっとしていて、皮まで甘いよ」などと、一つ一つの味の特徴を丁寧に説明していました。

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