内藤廣さん設計の新体育館、今の姿
6月30日付の連載「21世紀建築」は、御殿場市のとらや工房を取り上げました。設計を担当した内藤廣さんは、来春オープン予定の県営草薙総合運動公園の新体育館も担当しています。インタビューは同体育館の工事現場のプレハブの作業棟で行いました。取材のついでに、完成間近の体育館の姿を、いろいろな角度から見てきました。(橋)
静岡市近隣にお住まいの方は、ちらっとご覧になったことがあるかもしれませんね。取材した5月30日の時点では、屋根の作業が中心でした。それからちょうど1カ月。進ちょくはあるでしょうが、その時の写真をいくつかお目に掛けましょう。
北東側から見たのがこちら。登呂遺跡から発想した形だそうです。
北西の407号線からの視点。
南側の隣接地にはサブ体育館も建設中です。
メーンフロアの内観を示した完成予想図。天井がだ円形になるそうです。
現場を覆う壁には、更地の状態から現在までを、同じ視点の航空写真で並べています。
内藤さんに工事の進み具体について聞くと、「難しい建物なのでね。気が抜けません」という答えが返ってきました。使用する県産杉材は約7千本。「林業関係の皆さんのご協力で、想像以上に良い材料が集まりました」。年末あたりにはほぼ完成するそうです。
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