文化を動かす人材育て 6機関が連携
講演会、企画展、コンサート。地域ではさまざまな文化活動が行われています。美術館やイベントホールが主催する行事の他に、一般の県民が主体となって企画されることもあります。そんな実践力のある人材を育てようと、静岡県内の関係機関の代表者が意見を交わしました。(宮)
静岡大が旗振り役となって昨年度からスタートした「アートマネジメント力育成事業」です。SPAC、グランシップ、県立美術館、静岡市美術館、静岡音楽館AOIが、意欲的な人を集めて講座を開講します。講師はそれぞれの施設で働くスタッフが中心。参加者は、頭の中にある企画案を実現するためのスキルを身につけます。
文化事業に関わりたいと思っていても、「その立場にない」「アドバイスしてくれる人がいない」「学生時代にそうした分野を学んでいない」などの理由で諦めてしまう人の方が多いのでは。今年度の受講者募集は締め切ってしまいましたが、個々のイベントは人手を求めているものです。仲間を見つけて気軽に関わってみるのも近道かもしれません。
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