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白糸唐辛子との出合い

 7月3日夕刊「旅食」面。連載「味わう文化財 ~ しずおかの在来作物」の新シリーズが始まりました。7月は富士宮市の長く辛い唐辛子「白糸唐辛子」。毎週木曜日、全3回でお届けします。(橋)

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 記事に出てくる大沢さん夫妻の畑と、酒井志郎さんのお宅は徒歩1分の近さ。7年前に沖縄県から新規就農した大沢さんにとって、酒井さんは〝先生〟のような存在です。「酒井さんに作物の出来をほめてもらえた時は、これ以上ないほどうれしくなる」。邦之さん、サオリさんは口をそろえます。

 「僕らはこのあたりの出身じゃないから、昔のことは分からない」という邦之さんに紹介してもらい、酒井さん宅を訪ねました。

 「自分が子どものころから昔から庭先でよく作られていた。名前? 分からない。みんなカラシ、カラシって言うけどね」。

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 酒井さんは、納屋の奥から昨年天日干ししたものを持ってきてくれました。赤いネットに500本以上入っているでしょうか。ディープレッドの美しさに心打たれました。

 「どこから来たかは分からない。でも、ほかの地域で見ないのは確か」と酒井さん。連載はあと2回。細長い唐辛子の魅力を、たっぷりお届けします。

 

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