ライブスペースで怪談
7月25日夕刊で紹介した、「累(かさね)の會」。今年で3回目を迎える、複合的「怪談」イベントです。8月15日に開催されます。(橋)
演劇や音楽などサブカルチャーの表現者、伝統芸能の担い手、研究者。普通なら交わりそうにない幅広い分野の方々が一堂に集まるのが最大の特徴です。昨年は1947年に建てられた安本酒醤油店(静岡市葵区宮ヶ崎町)の醸造庫跡で開催しました。
新聞に掲載した写真は、その時の模様ですが、もう1枚ご紹介しましょう。
むき出しの板壁が、怪談にふさわしい独特の雰囲気を醸し出しています。
この醸造庫、その後めでたく第2の人生を歩むことに。現在はクラフトビールの醸造所に改装されています。
今年の「累の會」の〝目玉〟は、第2部のトークショーに登場する漫画家の松浦だるまさん。現在、イブニング(講談社)で「累-かさね-」を連載しています。人間の美醜をテーマにしたこの作品、特設サイトで最初の2回を試し読みできます。ぜひご覧ください。一般的にイメージする怪談とは異なりますが、「ぞわっ」と総毛立つような感覚が味わえます。筆者も単行本を入手しようと思います。
新進気鋭のクリエイターがどんな話をするのか。今から楽しみです。
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