空き教室を再利用「ふじのくに地球環境史ミュージアム」(中)
静岡県立博物館「ふじのくに地球環境史ミュージアム」の準備作業レポートの第2回です。第1回はこちら。(橋)
展示エリアの奥に、大扉を隔てて収蔵庫や研究室があります。いわゆる「バックヤード」。来訪者の目に触れないスペースなので、改修も最小限にとどめてあります。
階段もご覧のとおり。これが改修前の姿です。前回紹介した、展示エリアの階段と比べてみると違いがよく分かります。
こちらはかつて生物実験室だった1階の収蔵庫。化石などの岩石標本が運び込まれています。岩石や魚類の標本は重いので、主に1階に収められます。
2012年度で閉校した旧庵原高にあった大型テレビ。プレゼンなどに用います。余剰資産をうまく活用しているようです。
パソコン実習などIT系の授業が行われていた教室には特製の棚がずらり。ケーブル類が束ねられていた「溝」が残っています。
2階から見たグラウンド。静岡南高と静岡市立商の統合で生まれた駿河総合高の野球部も、ここで練習しているそうです。来年度は別の市内高校も使用する予定とか。
(以下、次回)
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