トップページ >03)フード >18年目の男性向け料理教室

18年目の男性向け料理教室

 木曜夕刊「旅食」面連載の「味わう文化財~しずおかの在来作物」。第4テーマの磐田市「見付カボチャ」編が21日夕刊で完結しました。採れたてのカボチャを使って料理を提案してくれたのは、管理栄養士の倉橋千恵子さん。市内の公民館で主宰する男性向け料理教室の歴史の長さに驚きました。(橋)

20140822web倉橋1.jpg

 磐田市見付公民館の調理室には男性12人。教室は毎年度、7~9月、10~翌年1月の全6回で構成されています。

20140822web倉橋4.jpg
 
 倉橋さんがここで教室を始めたのは1997年。男性を対象にした料理講座は、当時ほとんどなかったそうです。磐田市が企画し、市の食育推進委員だった倉橋さんに白羽の矢が立ちました。
 
 当初は受講者が集まらず苦労しましたが、近年は定員を超える応募があるそうです。社会全体を見ても、男性が家庭料理を作ることが一般的になってきています。「最初はニンニクの皮のむき方すら分からない人も大勢いた。最近はある程度基礎知識がある方がほとんどです」

20140822web倉橋5.jpg この日のメニューは「見付カボチャ」のサラダ、レーズンパンとポークカレー。調理台を3~4人で共有しながら、野菜を切ったり、炒め物をしたり。ワイワイがやがや、楽しい雰囲気です。「先生、ちょっと見てくれる?」。倉橋さんは受講生の声に応えて、機敏に動き回ります。朝9時から正午まで。講義と調理、試食で約3時間の講座です。
 
 本年度の講座、実は欠員が出たそうです。お1人、体調不良で来られなくなったとか。9月からの「中途入学」を希望する方を募っています。問い合わせは見付公民館〈電0538(32)0322〉へ。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

静岡新聞社文化生活部ツイッター ⇒⇒⇒ https://twitter.com/ats_bunka?lang=ja

「彩々プラス」の更新情報もお伝えしています。


 

コメントを投稿

コメントを表示する前に承認が必要です。コメントが表示されるまで、少し時間がかかる場合がございます。


画像の中に見える文字を入力してください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/48710

トップページ >03)フード >18年目の男性向け料理教室

ご案内

静岡新聞文化生活部の記者ブログです。
取材時のエピソードなどをアップします。
音楽、アート、鉄道、くらしなどがテーマ。
紙面にプラスのこぼれ話が満載です。


★文化生活部ツイッター ⇒こちら
「くらしず」の更新情報もお伝えします。

★アットエスニュース ⇒こちら
静岡新聞の公式ニュースサイトです。