多彩なゴーヤー料理
22日付夕刊「生活彩々」面で、ゴーヤー料理を特集しました。ゴーヤーは独特の苦味ばかり先行しますが、楽しみ方のバリエーションがこんなにもあるのかと筆者自身、参考になりました。紙面では紹介しきれなかったアイデア、料理をご紹介します(岡)
まず、御殿場市内の生産農家、原テルヨさんのお宅では、ゴーヤーの「トマトとチーズの炒め」のほか、ご夫婦で毎日、ゴーヤーの生ジュース(写真・中央奥)を飲んでいるそうです。「飲むようになって血圧が高くなくなった」とのことです。そのままではもちろん苦いので、乳酸飲料「カルピス」を加えているそうです。
筆者も味見させてもらいました。あの優しい緑色とは裏腹、しっかり苦味がやってきます。が、カルピスとの相性がよく最後まで飲めました。
もう一つ、「ゴーヤーのかりんとう」(写真・左)は、止まらないおいしさでした。スライスしたゴーヤーと砂糖を1時間煮詰めるという根気が必要です。
静岡市内のベトナム料理店「アンナム」には、ゴーヤーの「豚ひき肉のスープ」のほか、もう一品、彩り鮮やかな「エビとゴーヤーのトマトソーズ」をご紹介してもらいました。黄色と赤のパプリカ、緑のゴーヤーの配色がとても食欲をそそります。器もとても素敵でした。
材料、作り方は次の通りです。
<材料>
エビ12尾、ゴーヤー1本、黄パプリカと赤パプリカ各100グラム、タマネギ(厚めの千切り)1/4個、ホールトマト150グラム、にんにくのみじん切り少々、サラダ油、水150ミリリットル
調味料A[ニョクマムまたはナンプラー小さじ7、砂糖6グラム、鶏ガラスープ小さじ8、黒こしょう少々]
<作り方>
(1)沸騰した湯にゴーヤーを軽くゆで、冷水で洗う。
(2)フライパンに油を引き、加熱。熱くなったらニンニクとタマネギを入れて炒める。
(3)香りが立ってから、ホールトマトを加え炒め続ける。
(4)トマトがわいてきたら、調味料Aと水を加え、約2分間煮込む。
(5)4にエビを加え、よくかき混ぜてエビが少し赤くなったら、パプリカ(黄・赤)、ゴーヤーを加える。2~3分炒めて完成。
ゴーヤーは、加熱しても豊富なビタミンCが壊れにくいことで知られています。残暑が厳しい毎日、幅広いゴーヤー料理を食べて、暑さを乗り切りたいですね。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/48724