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ブドウ棚で音楽フェス「ぶどう園音楽会」

 8月23日、浜松市東区の藤森農園で、毎夏恒例となった「ぶどう園音楽会」が行われました。今年で5回目。大きなブドウがたわわに実ったハウスの中でライブ演奏を聴くという、全国でも類を見ないコンセプトの音楽フェスティバルです。(橋)

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 2010年、会場の藤森農園と浜松市中区の「くらや珈琲店」が協働する形で立ち上がったプロジェクト。第1回は地元のアーティストを中心に3組が出演しました。

 運営は地元の若者が中心。出演アーティストの拡充はもちろん、飲食店やマッサージ、子供向け絵画教室、講演会など音楽以外のコンテンツも増やし、夏の1日をゆったりと過ごす「音楽フェス」としての体裁を整えています。

 今年は第1回から出演しているEtt、磐田市のシンガー・ソングライターOggyさん率いる4人組「アンナとオギー」、前日の22日夜は富山県南砺市で行われているワールドミュージックのフェスティバル「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」に出演していた「馬喰町バンド」、そして元「たま」の知久寿焼さんが登場しました。

 この日は天候が不順で、時折激しい雨が降りました。しかし、こうした特殊な環境だと、ハウスの屋根をたたく「ザーッ」という雨音も、演奏の一部のような気がしてくるから不思議です。

 午後7時ごろから始まった知久さんの演奏時には、花火が打ちあがる音も。名曲「金魚鉢」で本編ラストを飾った知久さん、「パーカッションはどこかでやってる花火でしたー」と気の利いたMC。ライブ演奏の醍醐味を感じました。

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ステージ前には「緑肥席」が。畳の席もありました。

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 日が暮れてからはろうそくの演出も。担当は「Mahinaろうそく」

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 育苗ハウスでは講演会も。今年は猟師の千松信也さん、料理人兼生産者の鈴木啓祐さんが”登壇”しました。

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 造形絵画教室で版画やペイントに挑戦する子供たち。おりがみコーナーも用意されていました。

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 地元のアマチュア楽団「ゆうとう夢ちんどん団」がサプライズ登場。会場を盛り上げました。


 

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