ミカンの酢「延命酢」の近藤酢店
月曜特集連載「地の味人の味」。8月25日付朝刊で近藤酢店(静岡市葵区)の酢造りを紹介しました(⇒こちら)。同店の看板商品「延命酢」は全国的にも珍しいミカンの酢です。(の)
近藤酢店は創業80年を超え、県内でも数少ないメーカーです。そんな老舗が静岡市葵区東鷹匠の住宅街のど真ん中、静岡学園中・高の南側で酢を造っています。一見すると住宅ですが、シャッターを開けると、酢蔵があります。明かりをつけずに撮った写真はなんとも趣があり、年月を感じさせます。動画を見てもらえると分かるのですが、水の流れる音がします。敷地内の井戸から引いている水は硬水。酢造りには硬水の方が向いているのだそうです。
酢酸発酵させている「おけ」には酢酸菌の膜「あじろ」が一面に。
記者自身は酸っぱいものが苦手で、酸味の少ない大手メーカーの酢を使っていました。ですが、延命酢は飲めます!氷水で割ると、甘みがあってまろやか、さっぱり。お風呂上りにぴったりです。県内の鉄道系スーパーや、県中部の地元系スーパーなどで買うこともできます。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/48731