多彩なゴーヤー料理2
22日夕刊で紹介したゴーヤー料理。苦いゴーヤーをおいしく食べようと工夫され、レシピは本当に多彩です。紙面と23日の「彩々プラス」でも掲載しきれなかった「つくだ煮」と「かりんとう」の作り方を紹介します。(の、岡)
磐田市にある総菜メーカー「ロック・フィールド静岡ファクトリー」内の風車の丘保育室では、子供が世話した野菜を食材の一部に使っています。この日は緑のゴーヤーと、熟した黄色のゴーヤーの食べ比べもしました。黄色のゴーヤーはどんな味がすると思いますか? こどもたちによると「味がない」のだそうです。さらに、黄色のゴーヤーの中ある赤い種は少し甘みがあって、ケチャップみたいだそうです。
【ゴーヤーのつくだ煮】
<材料>ゴーヤー2本、ショウガ20グラム、干しシイタケ10グラム、刻み昆布10グラム、黒砂糖大さじ6、みりん大さじ6、しょうゆ大さじ6、酢大さじ3、ゴマ大さじ1、花かつお適量
<作り方>
(1)ゴーヤーは種を取り、5ミリ幅にカットする。
(2)湯を沸かし火を止め、ゴーヤーを入れる。10分さらす。
(3)ザルにあげて水を切る。
(4)干しシイタケは水で戻し、千切りにする。ショウガも千切りに。
(5)調味料を煮立て、ゴーヤー、シイタケ、ショウガ、刻み昆布を入れて、中火で30~40分ほど煮詰める。
(6)煮汁がほとんどなくなったら、皿に移してゴマと花かつおをかける。
御殿場市内、ゴーヤー生産農家の原テルヨさんお勧めのゴーヤーのかりんとうの作り方もご紹介します。
【ゴーヤーのかりんとう】
<材料>ゴーヤー1キロ、砂糖400グラム。(基本の分量はゴーヤー100グラムに対し、砂糖40グラムです)
<作り方>
(1)ゴーヤーを縦半分に切り、種とわたとスプーンなどで取り除き、両端を切り落とす。
(2)1~2センチ程度に短冊切りにする(半月切り)。
(3)鍋に(1)と砂糖を入れ、強火で煮る。水分がなくなったら、弱火にして焦げないようにへらで混ぜながら20分ほど煮詰めていく。
(4)トレーに広げ、くっつかないように混ぜながら冷やして完成。
かりんとうはゴーヤーの苦味と砂糖の甘さのバランスがちょうどよく、大人のおやつにぴったりです。お試しください。
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